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2015.7.20-7.26

山脇ヒロミ Hiromi Yamawaki

depart Hung hom 07:25 ─ 紅磡駅発 07:25 ─

山脇ヒロミ Hiromi Yamawaki  [depart Hung hom 07:25 ─ 紅磡駅発 07:25 ─]

ミニギャラリー Mini Gallery

ヘニックフェルト・サトミ Satomi Hennigfeld

-after 15, after- Kosovo 2015

ヘニックフェルト・サトミ  [-after 15, after- Kosovo 2015]
ヘニックフェルト・サトミ  [-after 15, after- Kosovo 2015]
ヘニックフェルト・サトミ  [-after 15, after- Kosovo 2015]

この国は、「本当の意味での独立国ではないが、かといって他国の支配下にあるわけでもない」
この微妙な立場にある国「コソボ」という国は一体、どんな国なんだろう?かと。初めて訪れた2011年にはセルビア、コソボの暫定的な国境である橋にはNATO軍のイタリア兵士が居て、一瞬キュッと身の引き締まる緊張感が体を走ったのを思い出す。
ここコソボはヨーロッパでも最貧国の一つで、多くの国民は海外出稼ぎ組からの送金や、月に8千円程度のわずかな年金や生活保護で生計を立てている。
何も無い貧しい国かと思えば、亜鉛の埋蔵量はヨーロッパ最大を誇り、金、銀、銅なども産出できるのだ。国土は肥沃で紛争前は穏やかな村だったのである。
この4年間で何かの変化を期待していたが、何も変わっていなかったし、微妙な立場のこの国は変わり様が無いのかもしれない。
小学校を訪れた時、初めて見る「日本人」に興味津々だったが、一人の男の子が片言の英語で「僕も日本に行きたいな、だってこの国には希望も、未来も無いから」と言った。
コソボ、「クリーナ エ  エーペルメ村」の人々 いつの日にかまた会いましょう。


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